ガパオライスは、ご飯に、バジルを混ぜて鶏や豚のひき肉を炒めたものを載せる料理です。
タイ人がよく食べるメニューで、何を食べるか決まっていないときには「とりあえずガパオライス」という言葉があるくらいです。
ガパオというのはハーブの名前です。日本名ではホーリーバジルというバジルの一種で、クセのない味わいと爽やかな香りが特徴のハーブです。
ガパオライスはあまりにもタイ人の間で食べられている国民食なので、食べるところによっていろいろなアレンジがされていて当たり外れが大きいです。特にいろいろな具材を入れてしまうと、味が変わってしまうので正統派とはいえないのです。
クルーズレストランのカオパットガパオカイダーオは、厳選した新鮮なホーリーバジルしか使っていません。
最近は、手間を省くために最初からホーリーバジルとほかの素材を一緒に入れて作る調理法が一般的ですが、それだとホーリーバジルが崩れてしまい匂いも良くなくなります。だから当店ではホーリーバジルをパリパリになるまで揚げてからほかの素材と一緒に鍋に入れて作ります。
そしてオリジナルレシピのとおり、小粒唐辛子とニンニクで食欲をそそるアクセントをつけています。
出来上がったガパオをホカホカご飯の上にかけ、パリパリで香り高いホーリーバジルをかけて、できたての熱い目玉焼きを載せて出来上がりです。塩加減と甘辛さが絶妙な、タイ正統派の味をお楽しみ下さい。