タイ料理のなかでは比較的歴史の新しいプーパッポンカリー。バンコクの有名なレストランが創作したカニと玉子のシーフードカレーです。プーはタイ語でカニという意味です。
クルーズレストランのプーパッポンカリーは、バンコクから500㎞以上南にあるラーノン県から新鮮な蟹を仕入れています。そのなかでも立派な150~160グラムのボリュームのものを選んでいます。
当店のプーパッポンカリーの美味しさは新鮮な卵黄に火をかけているときに秘密が隠れています。通常はピリ辛のナムプリック・パオ(唐辛子味噌)で炒めたカニに、ココナッツミルクを加え、最後に玉子とじを載せます。
でも当店は、玉子とじを作る際に、最初からソースと絡めて一緒に火をかけています。このため、ソースはまろやかになると同時に、玉子にじっくりカニのエキスが染みこみ、絶妙な甘い旨みが生まれるのです。
カニの身の方もソースとともに炒めているので味わいが深くなります。ソースの中で半分煮込むようにじっくり炒めるので、カニの皮はとてもやわらかくなり、そのまま食べられるようになっているのです。
バンコクの他の店とは一味違った、プーパッポンカリーを是非、食べ比べてみて下さい。やみつきになることまちがいなしです!